日々の食事に大麦を加えるだけで血中コレステロール値が下がる?
大麦と言えば・・・「麦ごはん」
私は子供の頃、この麦ごはんが大好きでしたが、自分家では炊いてくれなかったので二軒隣のお宅へ趣き、毎日のように麦ごはん茶漬けを頂いてました^^;
ちなみに現在「大麦」と言えば・・・
健康ブームに乗っかり「健康食」だったり「病院食」っていうイメージでしょうか?
かなり昔の話になりますが、戦後間もない時代だと白米は手に入りにくく高価だったため、鳥の餌である「粟や稗」、「麦や玄米」などを白米と混ぜて量を増やしたものです(泣)
それが今や、大麦や玄米のほうが白米よりもお高いんですから、時代は変わったものです。
と、前置きはさておき、本題に入りますね^^
動脈硬化の主な原因と言えば・・・
動脈硬化の原因と言えば余分な血中コレステロールですが、その中でも「悪玉コレステロール(LDL)」と呼ばれるものが有名。
更に極悪なのは、より小型化された「小型LDL」というもの。
小型化されたLDLコレステロールは、読んで字のごとく小さいので、血管壁などに侵入しやすく、その場に溜まりやすいんですね。
※血管壁にどんどん溜まっていき瘤みたいになります
この「超悪玉(小型LDL)コレステロール」が血管壁内部にどんどん溜まると、血管内部がどんどん細くなっていき、終いには血液の通り道自体が細くなってしまい、血流を弱くしたり、動脈硬化の原因となるわけですね(泣)
大麦を食べ続けるとどうなるの?
大麦の栄養素といえば・・・
おおまかに言うと、タンパク質・脂質・炭水化物・糖質・食物繊維といったものになりますが、中性脂肪値やコレステロール値に影響を与えるものとして、水溶性食物繊維である「大麦β-グルカン」というものが含まれています。
これが腸内環境を整えお通じを良くしてくれたり、コレステロールを下げる効果があるって言われているんですね。
↓堂々とコレステロールを下げる、って書かれてるんですよね^^
これがサプリメントだったら「薬事法」に引っかかるんでしょうけど・・・(笑)
上記は普通に近所のスーパーで購入できますよ。
※麦茶やビールなどにはβグルカンはほとんど含まれていません
1日に必要な大麦(βグルカン)の量って?
↓1本1本小分けにされてるんで使いやすいです
グラム(g)で言っても判りにくいと思うので、麦ごはんに例えると・・・
普通のお茶碗4杯分位だそうです。
大麦は、玄米や雑穀米と同じように、お米(白米)に混ぜて炊くのが普通ですからこのくらいの量になってしまいますが、商品に表示されている比率よりも大麦の量を増やしたり、他の料理に加えたりすることでゴハンで摂取する量を調整することができますよ。
ゴハン=炭水化物=糖質ですから、大麦を摂るために白米の摂取量が増えると太りますから、気をつけないといけませんね^^;
※クックパッドで沢山の調理法が紹介されてますよ
ちなみに、大麦をこの量、毎日摂り続けた場合、約2週間ほどでLDLコレステロール値が正常範囲まで戻ったってことです(TV番組内では)。
麦ごはんとして食べるなら・・・
毎回炊くのが面倒だという場合は・・・
私もやってますが、一度にたくさん炊いてから冷まし、お茶碗一杯分ごとにサランラップに包み、冷凍庫に保管してます。
で、食べるときにレンジでチンして使ってます^^
ま、一人暮らしで料理はやんない、って方も多いでしょうから「麦ごはん」だけで1日に必要な「βグルカン」を補うのは難しいかも知れませんね・・・
まぁ、「βグルカン」だけがコレステロール値に影響を与えるものじゃないですし、他の食材や「DHA・EPAサプリ」なども併用して足りない分を補う、って感じでも良いんじゃないでしょうか^^