健康診断の結果、LDL(悪玉)コレステロール値が高かったら、来年(次)の健康診断までに何とかしてやろう、って思いますよね?
まぁ、数値が基準値を遥かに超えていない状況だと、そこまで気にはならないかもしれませんし、今は「LH比」の方が大事だって言われてますから、少々数値が高くても気にすることはないんですけどね^^;
→ LH比
でも、心情としては、こういった診断結果の数値は全てが基準値であって欲しいって思いますよね?
例えば、今回のLDLコレステロール値の場合だと、数値を基準値内に抑えようとするなら、まずは基本的に、普段の食事内容に脂っこいものが多いのでは?
とか、、、
悪玉コレステロール値を増やす要素がある食材や調味料などを使用している、あるいは食べる量が多すぎるのか?
なんてところを疑いますよね?
はい、確かにそれも正解です!
でも、食事を見なおしただけでは数値に変化が現れない、むしろ何故か増えてる、なんてこともあるんですよね(泣)
その原因は・・・
食事を変えただけではコレステロールの制御はできない?
・コレステロールを減らす効果が見込める食材を増やして食べるようにした。
とか。。
・コレステロールが増える原因になるであろう食材をカットしてみた。
とか。。。
体内で生成されるコレステロールの量に目を向けていないから、かもしれません^^;
コレステロール全般・・・善玉コレステロール(HDL)も悪玉コレステロール(LDL)も、基本的に体内でも生産されてます。
と、言うかそっちの方が本筋で、約80%は体内(肝臓など)で生産されるんですね。
だから、食事に気を使うのも当然ではありますが、食事以外の部分にも目を向けることが必要になります。
と、その前に・・・
コレステロールとは?その役目は?
・肝臓(体内)で作られるものと、食事(体外)などから摂取されるものとに分かれる。
※大半は体内(約8割)で作られる
・食事から摂取しすぎた場合は、肝臓自身がコレステロールの生産量を制御してくれる
◯コレステロール値が少ないと・・・
・「うつ」になりやすい
・免疫機能が低下する
・血管が傷ついた時、修復ができない
・老化の原因
・その他
と言った具合に、本来、コレステロール自体にはなんの悪気もありません。
むしろ少なすぎのた場合に弊害が出るような感じ。。
結局、LDL(悪玉)と呼ばれるコレステロールでさえ、全然足りないとなると問題が起こることになります^^;
では一体誰が悪いのか?
一番悪いのはこいつです!
そうなると、、本当に悪いのは・・・
酸化した酸素(活性酸素)などと結びついた、LDLコレステロール。
いわゆる、劣化した悪玉コレステロール(酸化悪玉コレステロール)です。
これが増える原因となるのは・・・
・運動不足
・過剰な運動(筋トレ)
・喫煙
・飲酒
・ストレス
・レンジでチン(2度目の温め)
などなど。
まぁ、上記の全てがダメ、と言うよりは、全てにおいて「まんべんなく」「適度」が一番のようですね^^
食事に気遣っているのに数値に反映されてない、などと思ったら、上記のことを思い出してみてくださいね(笑)
レンジでチンが何故ダメなのか?
昨今、酸化した油(脂)を体外から取り入れるのは悪いと言われるようになり。
※酸化コレステロールの原因
※合計温め回数(時間)にルールあり
ファストフード(ハンバーガー・フライドチキンなど)やコンビニ弁当(フライ入り)、その他、油で揚げた食材の「二度温め」が原因、って言われたりしてます。
それを聞いてから私も・・・お弁当もそうですが、唐揚げや、天ぷら、etc、etcに対してレンジを使わなくなりました^^;
だから、温めたほうが明らかに美味しいのは判ってっても、我慢して冷たいまま食べるものも多くなりましたね(泣)